舞台 『染、色』の考察
舞台の『染、色』の配信を観ました。観劇した友人からは「原作とかなり変わってたよ」と聞いていたので、違う作品として捉えて観ました。1つの「染色」というタイトルでここまで違う作品になるなんて…原作者・脚本家の加藤シゲアキ大天才過ぎる…!と自担を大絶賛しました。
アーカイブがあることをいいことに、セリフとか仕草をメモを取りながら繰り返し観ました。
セリフは、耳で聴いたままメモ取ったのでニュアンスな部分があります。ご了承ください。
また、いつもはなるべく読みやすいように、断定的な書き方をしようと思うのですが、色んな可能性の余白が見える作品なので曖昧な書き方をしています。読みにくい部分もあるかもしれません。
どこから考察しよう あれもこれも書きたいと思うことを綴るので、纏まりのない文章になるかもしれませんが書いていきます。
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染、色について
公式ホームページの北見役の松島庄汰さんのコメントに
まだ何にもなれていない大学生の繊細な感情を逃さず、瀬戸山さんの演出に染まって行きたいなと思います。
とあったので、この舞台の主人公は『まだ何にもなれていない大学生』が主人公なんだなと思い舞台を観ました。まだ何にもなれていないというと『モラトリアム』と言う言葉が浮かびます。心理学の意味としては『青年期に自己確立を達成するまでの猶予期間』なので主人公たちは、このモラトリアムの期間にあると言えると思います。
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真未の存在について
観る前にTwitterで、みうまの名前を逆さまに読むとま(う)みになる。なので、深馬=真未なのではないかという考察をみかけたので最初から真未の存在が実在するかどうかは疑っていました。
深馬の作品を壊していたのが、真未だと思っていたのに実際は、自分自身であったり友人たちが真未の存在を知らない様子から、真未は実在しないのでしょう。
深馬の中にある純粋で無垢な描きたいという気持ち そのものが真未として現れたのではないかと思います。
真未がいつ誕生したのかについてですが、大学で酒盛りをした時に、キャンパスが倒れ手に絵の具が付きます。その手を眺めて不気味に笑う深馬。その後に、ポタリと黒い色が落ちて滲み舞台のタイトルが出ます。その時に、深馬の中に真未が誕生したのではないかと考えます。
真未が実在しないとなると、あの真未の部屋はどこなのかという話が出てきます。あそこは、深馬の心の中であったり深層心理なのではないでしょうか。劇中のセリフの中に
「変な染みがあって…上の人がなんかこぼしたんだろうね どうしても消したかったの」
というようなセリフがあります。上の人のこぼした染みとは何なんでしょうか なぜどうしても消したかったのか…そこは解き明かせないままです。
ピンクっぽい色のスプレーでその染みを消します。高い位置にあるピンクは桜を意味するのでしょうか。
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人格の入れ替わり
真未の存在に気付くまでは、酒を飲みながら深馬が線を描き、眠った後に真未がやってきてスプレーで作品を仕上げる。といった流れでした。ここでものすごくデジャブに襲われて、これなんだろう?って思ったんですけれども、ESCORTのPVでした。タバコの煙を吸く白い加藤シゲアキとその煙を吸って眠りにつく(気を失う)もう1人の加藤シゲアキ。
PVでは、タバコの煙でしたが、舞台では酒。
その後も、深馬はよく酒を飲んでいて酒を飲むことは、この物語の中で何か1つのキーになっていそうです。
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完成と死と生と性
先生が「死をモチーフにした美術資料だ」と言って、深馬にEGON・SHILE(エゴン・シーレ)の資料集を渡すシーンがあります。調べてみると、『死や性』をテーマにした作品を描いたことで有名な方でした。
『染、色』の原作が、収録されている『傘をもたない蟻たちは』のテーマは『生と性』でした。
性があるから生がうまれ、そして必ず死が訪れます。
ここで繋げてくる加藤さん…好きすぎる。
また、真未は劇中のセリフで
「完成したらただの鑑賞者にしかなれない。もし満足できない作品が世の中に存在し続けることになったら耐えられないんだ。だから未完成の方がマシ。でもどれだけ足掻いても、最後は変えられない。最後は決まっている。」
と言っています。
完成したら手を加えられない。それが世に出て評価されたらもう自分は何も出来ない。だから作品はそこで終わり=死 ということなのかな。
その言葉を受けて、深馬は
「分からないんだ…その形が…」
と、自分の作品の形が分からないと言います。
それに対して真未は
「自分の最後は自分じゃ見れないもんね。自分の死体は自分では見れない。」
と言うのです。「どう足掻いても最後は変えられない」「自分の死体は自分で見れない」は、他人が見た自分の作品評価はどう足掻いても変えられないし、自分がこの世から去っても作品は残り続けて、作品がどう評価されていくのかは分からないという意味にも捉えられます。
真未の言葉を受けた、深馬は「そこで見てて」と言って絵を描き出し、途中から真未も加わって描きあげていきます。
この瞬間に、深馬の中に真未と一緒に作品を完成させるという気持ちが生まれ、真未を受け入れることができたのではないかと思います。
その後に先生に「なんかあったか?誰かになんか言われたとか?」と尋ねられて
「強いて言うなら、ちゃんと死ぬってことですかね。作品を完成させることは死ぬことだって分かったんです。」
って言ってましたし。
作品には直接関係はないのですが、脚本を書いた加藤さんは以前「脚本家は描いて渡したらあとは託して眺めるしかない 」って言っていたことを思い出しました。
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深馬と真未が描いた絵
2人が描いた絵の意味が気になり調べてみました。西洋画での象徴を元に考察していきます。
①恐竜の骨
西洋画での骨は゛死゛の象徴。
最初に真未が手を加えて完成させた作品。
完成することは死ぬことに繋がっているのでしょうか。
②卵の中に女性とウサギ
女性は゛性゛の象徴。
ウサギは゛臆病者゛゛淫欲゛゛不純゛の象徴。
深馬は、作品を完成させることを怖がって怯えてましたよね。また、杏奈と真未と関係を持つことから゛不純゛というのにも当てはまります。
この絵は、女性が真未でウサギが深馬なのではないでしょうか。
真未から見た深馬は、臆病者のウサギに見えるということなのかもしれません。
③燃えている白い花
花は゛女性゛や゛性゛の象徴。
この花は、アネモネかな?と思いました。
劇中では、深馬が花を描き、真未が炎を描きます。
真未が燃やしているのは、周囲からの「期待」でしょうか?期待から解き放って、深馬を自由にしようとしている。それとも、真実を燃やして打ち消している=真実ではない=真未自身なのか。
花の絵が意味することの謎は解き明かすのが、なかなか難しそうです。
④山羊と巻き付いている蛇
山羊は゛悪魔゛や゛邪悪゛の象徴。
蛇は゛知恵゛や゛邪悪゛の象徴。
奇しくも、この2つの動物に゛邪悪゛という共通点が見られました。
ここでの知恵は、絵を描くことの知恵でしょうか。技法であったり絵の書き方の基本であったり。深馬の
「どこで絵の勉強をしたの?考え方とか描き方とか教えてもらうよね?」
という問いに真未は
「絵って習うものなの?勉強?そんなのしないよ!練習の仕方を教えてもらう?意味わかんない!」
と笑って答えます。
もし゛知恵゛が絵の描き方や考え方なのだとしたら、それは゛邪悪゛なものというメッセージかもしれません。
⑤中央が光っているビル群
調べたのですが、ビル群の象徴するものは調べても出てきませんでした。
ポリダクトリーのプロジェクトの中で、ロランスアカリのお願いで描いたものなのでしょうか。
⑥炎と不死鳥そして目
炎と不死鳥のようなものが描かれた後に、混ざり合い白黒の目が浮かび上がってきます。
鳥の象徴は゛魂゛。
魂が燃えているということでしょうか。
また目の西洋画での象徴は、掴めなかったのですが、目には、゛警戒対象゛゛感情伝達手段゛゛魔よけ(呪術)゛の役割があるそうです。
この見つめる目は誰の目なのか…深馬本人か又は、作品を見る鑑賞者なのか。
⑤と⑥がかなり曖昧な考察になってしまったのですが、西洋画の歴史や文化に明るくない私にはここが限界でした。
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自由ということと責任
自由というワードが出てきました。
印象的なのは、深馬と真未が描いた絵の項目に出てくる⑤中央が光っているビル群を描いている時の会話。
深馬「絵を描くのを辞めたいと思ったことはないのか?」
真未「ないね!歩くのをやめられる?」
深馬「歩くのと一緒?なんだか自由だ羨ましい」
真未「深馬だって自由でしょ」
深馬「僕も思ってた。自由だって でも自分の自由は何かに守られた自由だ 親 学校 仲間 社会 組織 自分じゃないもの。段々 自由の範囲が狭くなる」
真未「私が自由に見える?」
深馬「見える とっても」
真未「じゃあ私が深馬の自由になってあげようか」
大学へ行き深馬の作品に手を加えようとする真未
深馬「それはちょっと…」
真未「自由になりたいんでしょ?」
深馬「 ちょ!責任!」
真未「責任?私たちに1番似合わない言葉だね」
というシーン(文字に起こしたらえらい長さになった)
この深馬が言う自由じゃないって何なんでしょう。〇〇に守られた自由について考えてみます。例えば学校。深馬が所属しているのは、美大なので課題は作品を作って評価されます。様々な表現の仕方があると思いますが、自由か と言われるとそうではないですよね。表現したものが、作品が課題に沿っていないといけません。表現する方法は自由に見えて、実は何かに則してないといけない=自由じゃない。
一見、自由かのように見えて、自由じゃないというパラドックスが起きているのです。
社会まで言ってしまうと、社会の枠組みの中で生活しているのが、現代人の大前提なので例えるのは、とても難しいですが。深馬の言う「自由の範囲が狭くなる」というのはこういうことなのではないでしょうか。
そんな自由に狭さを感じている深馬に「私が深馬の自由になってあげようか」と言う真未。
大学に行って、深馬の作品に手を加えようとします。深馬は「責任!」と言うのですが、「私たちに1番似合わない言葉だね」と言われるのです。
自由に必ず付いてくるものは『責任』だと思っています。どのようなものでも作品を世に出すからには『責任』が付いてきますよね。よく大人は自由だけれど、その分責任が重いって言うじゃないですか。その責任のことを考えるとだんだんと自由が狭くなっていく。そのことを深馬は言ってるのかなと思うのですが。真未は「私たちに1番似合わない言葉」と言います。これは「(モラトリアムにいる)子どもの私たちには似合わない」というような意味なのでしょうか。
先程の長い会話の前に2人は、こんな会話もしています。
最初にテーマにしようとしていた詩を独り言で呟く深馬。
真未「そんな詩ダメ!私はそんな詩選ばないよ」
深馬「そっか」
真未「耳触りのいい言葉を並べて詩と読むなら、居酒屋のメニューだって詩になる」
深馬「でも何故か惹かれるんだ」
真未「それは理解出来ない感覚が気持ちいいだけ。酔っ払ってんのよ」
という会話。耳触りのいい言葉とは、何なのでしょう。万人受けするものを作った時の周りからの評価でしょうか。理解できない感覚が気持ちいいは、まだ何者でもない自分に酔うことでしょうか。
ここでは後者が当てはまるのではないかと思います。「それは理解出来ない感覚が気持ちいいだけ。酔っ払ってんのよ」は、将来の為に就活をする訳でもなく、不安ばかりに駆られてモラトリアムに浸ろうとする深馬に向けて言ってるようにも聞こえます。酔うといえば、深馬はずっと酒を飲んで作品作りをしていましたよね。それは、モラトリアムに浸っている状態の暗喩なのかもしれません。
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可能性について
劇中の原田のセリフに
「可能性が広がってるときって、一方で閉じてる可能性もあるんだよね」
このセリフには、色んなことが当てはまると思いました。作品を完成されると後に戻れないというような意味にも捉えられるし、就職して出世を目指す可能性が広がれば、作品作りに没頭する可能性が閉じていく。
作品から離れた例えを出すならば、医者と調理師になりたいと思っている人がいたとして、医者を目指して医大に入ったら、医者としての可能性は広がっていくけれど、調理師としての可能性は閉じていく みたいなこと。(医者をやめて再び調理師の資格取る可能性もあるとかは置いておいて)
ひとつの選択をすると、他の選択肢がなくなる。
このセリフは深馬にも、そして観ている私たちにも刺さる言葉だなと思います。
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本物になる
偽物のポリダクトリーが、現れてその正体が先生でした。その時先生は
「俺の夢が俺じゃない。なんで君が僕の夢を叶える。これを描いた奴のフリをしていれば、フリでも続けていれば何かになる。(割愛)俺もお前と同じで誰かの力で誰かになる。全部俺のモノにしてしまえばいい。いつしか嘘も本当になる。本物に少しでもなれるのなら、大学講師に未練はない」
この時に傍にいた原田も
「本物を演じていれば本物になる」
と言っています。
ここで加藤シゲアキ作品が好きな私は、処女作である小説『ピンクとグレー』(以下小説のネタバレ有り)を思い出しました。
ピングレでは、姉に憧れを持つ鈴木真吾が白木蓮悟を演じているうちに後戻り出来なくなり姉と同じ自死を選んだり、白木蓮悟が亡くなった後に、親友のりばちゃんが白木蓮悟を演じているうちに、白木蓮悟になり結末では白木蓮悟と同じ方法で自死をする。
「誰かの力で誰かになる」や「本物を演じていれば本物になる」に繋がるものがあるよう思えます。
深馬は
「そんなの無意味です」
と否定します。真未の力で作品を完成させることができるようになった深馬。何故 否定をするのでしょうか。誰かの真似をしたり、誰かの力で手に入れるものではなく、自分自身の力で成し遂げることに意味があると考えているのではないでしょうか。
この先生とのやり取りは、深馬自身の心の葛藤のようにも捉えられます。
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色
舞台の中で、真未と深馬の衣装の色が変わります。これは2人の心情のリンクや対比…あらゆるものを表しているのではないでしょうか。
①深馬→白シャツ・薄いグレーのズボン
キャンバスが倒れて、深馬の手に付いて黒色のインクが滲むまでは、白シャツに薄いグレーのズボンを履いています。
②深馬→ベージュの羽織り・白シャツ ・薄いグレーのズボン
真未→黒いパーカー・黒いシャツ・黒いズボン
黒いインクが滲んで『染、色』のタイトルが出てきてから、深馬の衣装が変わります。ベージュの羽織りは、何を意味しているのでしょうか。インクが滲んだ瞬間に、真未が誕生したのだとしたら、ベージュの羽織りは真未の存在を表しているようにも思えます。
③深馬→黒い羽織り・白いシャツ・黒いズボン
真未→白いタンクトップ・グレーの短パン
深馬と北見が杏奈のことで喧嘩になった時に、2人にスプレーを振りかけた後のシーン。キスしようとする深馬に「シャワー浴びてくる」と言う真未。お風呂から出てくると、白いシャツにグレーの短パンの衣装に変わっています。
白いタンクトップにグレーの短パンは、黒いインクが滲む前(=真未が生まれる前)の深馬と同じ服の色なのです。そして、スプレーが1本無いことに気付き、子どものように大泣きをして取り乱します。
それは何故か、真未にとってスプレーたちは、作品として自分を表現するための大切な道具であり、アイデンティティそのもの。真未を確立するための拠り所だからなのでしょう。
④深馬→黒い羽織り・白いシャツ・黒いズボン
真未→黒いパーカー・黒いシャツ・黒いズボン
真未とまぐあった後、作品が壊されたことが判明するシーンでは、深馬の衣装が変わります。
まぐあったことにより、真未の色に染まったのか、それとも真未になったのか…。
そして、真未が作品を壊していることが発覚するのもこのシーン。「なぜ作品を壊した?」と詰め寄る深馬に真未はこう言います。
「私は深馬を最後に導いてあげてるの。あの絵は最初からこうなるはずだったの。作品を壊す。そのために作る。全部深馬が決めたこと。」
それに対して深馬は「俺はそんなこと望んでない」と言います。それを聞いた真未は
「深馬は絵を辞める理由を探してた。だから口実になるように、分かりやすい悲しみを深馬に与えたの。実家に帰りたいんでしょ(中略)そうしていれば最後から逃げられるんだ。」
と言います。深馬は
「勝手なこと言うな。ちゃんとした自由と不幸がある真未にはわからない。入学した時に、たまたま上手くいっただけなんだ。周りが勝手に持て囃しただけなんだ」
と弱々しく答えます。
それに対して真未は
「深馬は恵まれてるんだよ。なのにこれ以上何を望むの?深馬は絵を辞めたい理由が欲しいだけ。もう楽になりなよ。」
楽になるとは、もう絵を辞めなよではなく、私に全てを委ねなよという意味でしょう。
しかし、深馬には「俺は望んでない」と言われます。真未は悲しそうに縋りついて
「深馬が私にお願いしたんだよ。したんだよ」
それでも「離せ…君は一体誰なんだ」と突き放します。真未は
「誰かなんてそんなに大事なことかな。これまで一緒にやってきた事が全てだよ。ずっとこんな風にいられたらいいね。深馬が望むことこれからも全部してあげる」
と言います。絵を辞めてしまっては、深馬の中にいる真未は消えてしまいます。
「どうして…」と呟く深馬に真未は
「そうすれば、君は何ににでもなれるんだよ」
と言うのです。後ろから抱きしめる真未を剥がし、逃げ回って頭を抱えたところでシーンが変わります。
ちなみに、先生がポリダクトリーの真似をしていることが発覚するシーンもこの衣装の時です。
この深馬が黒い衣装を着ているシーンは、深馬の妄想、あるいは入院中に見た夢なのではないでしょうか。後に判明する先生が逮捕されたのではなく、留学を理由にいなくなったことや、作品を真未が壊したのではなく、深馬自身で壊していたことなど事実と違うことが起こるのが、この黒い衣装のシーンなのです。北見が疑われたのも深馬の妄想か夢なのではないかと考えます。
⑤深馬→グレーのパーカー・白シャツ・黒いズボン
入院しているシーンでは、グレーのパーカーになります。これは真未を黒、深馬を白なのだとしたら混ざりあった色。2人の気持ちが混ざりあったという意味なのか、存在が混ざりあったという意味なのか。それとも真未の色が薄くなって、グレーになったのか。
もう1つ疑問なのですが、杏奈は「熱中症だって」と言っていましたが、熱中症で一週間も意識がないことってあるのでしょうか?なかなか重症だったのか?それとも、本当は熱中症ではなく、何かを隠しているのか。
あと、杏奈が北見たちに「ありがとうございます」って敬語を使っていたり、先生がクビになったと伝えられたりあべこべなシーンです。 杏奈と北見はタメ語で話していましたし、先生はフランスに留学に行ったと最後に分かります。病室の会話のシーンは現実と深馬の夢あるいは妄想が混ざったシーンなのでしょうか。
⑥深馬→白いシャツ・黒いズボン
真未→黒いシャツ・黒いズボン
退院した深馬はグレーのパーカーを脱ぎます。そして
「僕は退院した。作品を作る必要も無くなった。作りたいという気持ちも無くなった。段々と壁に絵を描いていた自分が自分だったのかとさえ思う。あの日々は何だったんだろう。真未とは、会わなかった。会ってしまったらガラッと何かが変わってしまう。いや、戻ってしまう。どれだけ時間が経っても、ついてしまった染みは消えない。そうだろう真未。」
と言います。黒い衣装の時に真未を拒んだ深馬は、作品作りを辞めてしまいました。戻ってしまうというのは、真未と一緒に作品を作っていた頃にという意味でしょう。
最後の「どれだけ時間が経っても〜」は、原作の冒頭 そして最後の文章と同じです。ついてしまった染みは消えない。その言葉の通り、深馬のズボンは黒いままなのです。
最初、手に絵の具が付いた時のように、手を眺める深馬。その下で、転がり周り眠るような仕草をして去っていく真未。深馬と真未は、離れてしまいました。
⑦深馬→ベージュの羽織り・白いシャツ・黒いズボン
真未→白いワンピース
時は流れて春。卒業が決まった北見と原田の送別会を居酒屋で開くシーン。深馬は単位を落とし留年に。
ここで深馬と2人の言っていることが食い違い、ポリダクトリーはロランスアカリのプロジェクトの一環であること、先生は逮捕されておらず留学へフランスへ旅立ったこと、作品を壊したのは深馬自身であることが明らかになります。
また、自分自身が作品を壊したことを受け入れられない様子の深馬を見て「まだダメなんだな…」「あぁ…」と言う北見と原田。まだダメとは?過去にもこの映像を見せているのか?やはり、熱中症で一週間も意識がなかったのは、何か違う理由があるように思えます。
真未は実在する人物ではなかったと判明し、今までの作品は1人で完成させていたという事実も明らかになります。真未は自分の中から創り出した人物であり、真未とまぐあったことは自慰行為であったことに気付きます。上を向いたり下を向いたりして自慰をするのは、真未と深馬 どちらも自分1人であったということでしょう。
ショックを受けた深馬は、震える手で杏奈に消えそうな声で
「杏奈…今から会えないかな…」
と言って、その後ろで白いワンピースの真未が立っていて桜吹雪が舞い舞台は終わります。
桜吹雪は、ピンクっぽい色のスプレーで塗りつぶした方向から吹いてきます。やはり、あのスプレーは桜を表しているのでしょうか。
白いワンピースの真未は、燃え尽きてしまった深馬の心か、それとも真未が実在しなかったことに気付き生まれ変わった深馬を表しているのか。
深馬がベージュの羽織り・白いシャツ・黒いズボンなのは、染みついた真未が消えないからでしょう。
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桜
最初の方に深馬は北見に「秋に咲いたソメイヨシノの桜の話をしてくれ」と言います。北見が狂い桜の話をすると
「じゃあ間違えて咲いちゃったんだね。それって次の春にも咲いてた?秋に咲いちゃった桜って次の春にも咲けるのかな?」
と言います。加藤シゲアキファンの方はピンと来たでしょう。QUARTTETOに収録されている『星の王子さま』に出てくる歌詞のフレーズ
秋に咲いた不時の桜は
次の春にも咲けるのだろうか
に似ているのです。
調べてみると、秋に咲いてしまった桜は次の春には咲くことはできないそうです。
「入学した時にたまたま上手くいっただけなんだ」や作品を作れなくなった状態を「枯れてしまったんじゃないかって」という深馬は自分も狂い咲いた桜だと思っているのではないでしょうか。
深馬は狂い咲いたと思っているかもしれないけれど、まだ咲いていない蕾なのではないのかと思います。北見が現状を打破することについて「いいことじゃなくてもいい色々経験していかないと」というシーンがあります。真未は必死に「まだ君は枯れてないよ!まだ咲いていないんだよ!私と一緒にこれから春に咲こうよ!」と伝えていたようにも思えます。真未との日々を経験した深馬が咲くことを願うばかりです。
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小ネタ的考察
ここからは、本編のちょっとした発見を書いていきます。
- 滝川先生
ポリダクトリーが滝川先生であることが発覚したシーンで先生は
「大学講師に未練はない」
と言うのですが、年度末を待たずにフランス留学へ行く先生も、大学講師に未練はなかったのだなと。
- シナモン
真未に「滝川先生ってどんな人?」と聞かれて深馬はこう答えます。
「シナモンみたいな人。すごく強い香りがするのにそれ単体では成立しないというか、あくまで脇役」
これは、先生は生徒がいないと成立しない職業であると言っているようにも聞こえるし、制作者は鑑賞者がいないと成立しない、そして鑑賞者が求めるのは作品そのもの。制作者は脇役という意味にも捉えられます。
昔の雑誌で
「シナモン!あいつはクセェ。アップルパイは好き!シナモンの嫌い度よりアップルパイの好き度が勝つから。チュロスは許せない。ヒダでシナモンをより絡ませようとする魂胆が腹立つ。で、1番嫌いなのは名前。シナモンって!゛モン゛ってかわいこぶってるだけでしょ!」
ってシナモンに対して、理不尽に怒ってたことを思い出しました。
- 原田の髪型
杏奈と2ヶ月会ってないと話す深馬に原田は
「好きな人にそんなに会えなかったら、もうアレだオールバックにするよ」
と言うのですが、送別会で原田はオールバックになっているのです。長く会えていないといえば、滝川先生。原田は滝川先生に特別な思いを抱いていたのでしょうか。
- アシカみたい
深馬の病室にお見舞いに来た北見と原田
喧嘩したこともあり3人とも「おう…」と気まずそうな歯切れの悪い挨拶をします。その様子を見た杏奈が可笑しそうに一言
「おう おう おうってアシカ?」
と言うのです。アシカでおうといえば、一攫千金ゲームゼロの番宣のときに出演した『うちのガヤがすいません』の中で挑戦したゲーム『挨拶ゲーム』を思い出しました。アシカの挨拶はおう!で片手を挙げる仕草でしたよね。挨拶ゲームを意識したか分かりませんが、思い出してフフっとなりました。
- 深馬の名前
原作では市村と美優でしたが、舞台では深馬と真未でした。
最初に みうま=ま(う)みと述べたのですが、美優に゛ま゛を足すと、みゆう(ま)になりとても似ているのです。また、名前に使われている馬について、西洋画の象徴として「自由」「忠実」「怒り」「好色」「我儘」という意味があるようです。なんだか、象徴する意味が深馬に当てはまるような気がします。
舞台『染、色』の考察は以上です。今までの記事の中で1番の長編となりました。文字数はなんと1万文字を超えています。1万文字超える長文を書くのは、卒業論文以来ではないでしょうか。
考察が止まらない舞台と出会えたことで、私の宝物が1つ増えました。長い考察を読んでくれた方、ありがとうございます。
NEWSに出会った6年前の夏の話
沼にハマった瞬間を覚えているだろうか?
私はNEWSの沼にハマった時のことを鮮明に覚えている。
6年前の夏 大殺界の渦中にいた。
実父からのモラハラとDVに限界が来て、家を出ることになり、生きていくことの全てを自分で担っていかなければならなくなった。生活費も学費も全て である。
夢を諦めて働き出すという選択もあったが、当時の私には考えられず、その選択を選ぶなら死んだのも同然だと思うくらいであった。そのくらい叶えたい夢だったんだと思う。
そんなこんなで生きていくために始めたアルバイトは超絶ブラックで、3か月ちょっとで辞めた。
幸いにも、住むところは、親族が施設に入所することになり「空き家になるから住まないか?」と声をかけてもらい何とかなった。
この時、とにかく考えている暇はなく、とにかく毎日を生きるので必死だったことを覚えている。
ブラックアルバイトを辞めて、今後どうしていこう…私は一体どうなるんだ?生きていけるのか?と次のアルバイトもなかなか決められず、途方に暮れながら、絶望の中で叶えたい夢に絶望しないように生きていた時に見たのが2016年のテレ東音楽祭だった。
過去のJr.の映像大放出企画で嵐が映らないかな〜くらいの気持ちで見ていたような記憶がある。
その時にテレビに映ったのがNEWSの『weeeek』『チュムチュム』だった。
お偉いさんのお膝の上に乗って好き放題するNEWSに大笑いし、「え!?自由すぎん!?嘘やろ!?」と1人でテレビに向かって喋っていた。
衝撃的なweeeekの後に披露された『チュムチュム』
さっきの雰囲気とは打って変わって、インドのコンセプトに染まりきったNEWS。
インドに吹き飛ばしてくれるイントロ。エキゾチックで可愛い衣装。「チュムチュムインディア」という強烈な歌詞。全て私の好みだった。
歌詞の意味は全然分からないけれど、何もかもが好きで、録画をリピートしまくった。
Aメロの歌詞の最初が、インド語ではなく日本語をただ逆さまにしただけのものという事に気付いた時には大興奮したし、増田さんが衣装を手がけているということにも驚いた。
そして何より加藤さんの美貌が私を惹き付けて離さなかった。ちょうど『傘をもたない蟻たちは』の刊行時期で、色々なメディアに出ていて興味を持っていたにも関わらず、こんなに私の心を離さないのは一体何!?とエンドレスにリピートしたことを覚えている。
加藤シゲアキを知りたい…次のアルバイトが決まったら傘をもたない蟻たちはを買おうと強く思った。
チュムチュム出のNEWS担 爆誕の瞬間である。
その後、 傘をもたない蟻たちはを読んだりピングレを読んだりKラジを聴いて更に沼にハマっていくのだが…。その件についてはまた別の機会に話そうと思う。
チュムチュムに励まされた私は、その後近所のスーパーでアルバイトをすることを決めて、思い切って応募した。幼少期から買い物している店舗でのアルバイトは、緊張してカチコチだった。
初日はまだ出来ることがないから、ひたすらにカゴとカートを整備していた。そんな私の耳に飛び込んで来たのは、有線で流れていたNEWSの『チュムチュム』だった。
スーパーは、一気に異国の雰囲気に包まれインドに染まった。カチコチの私をNEWSが応援してくれているような気がして、大きい声で笑顔で「いらっしゃいませ」と来店したお客さんにカゴを手渡すことができた。NEWS そして『チュムチュム』に力を貰った瞬間だった。
スーパーでのアルバイトは、周りの環境に恵まれて楽しく卒業まで続けることができたし、途中決して、上手くいくことばかりではなかったけれど色んな人に助けられて夢も叶えることができた。
私はこれからもこの時期が来る度に、6年前のテレ東音楽祭を思い出すのだろう。
NEVERLANDの謎~ミスターインポッシブルの正体は小山さん!?~
どうも 考察沼で溺れてる私です。
数日前に、シンメに「増田さんが過去に行っている説が二年前に出てるよ」と教えてもらい、知らなかった私ポカーン…。
2人で「四部作の後ろに何かあるのでは…」と、チャンカパーナから現在までのNEWSに関するものをひっくり返しかき集めて考察しています。
今日は、NEVERLANDのミスターインポッシブルが小山さん説について書いていく。
ブログの文体が相変わらず迷子。
○NEVERLANⅮについて
アルバム『STORY』の歌詞カードには、以下のように記載されている。
NEVERLANⅮ それは夢の国
案内人 ミスターインポッシブルがガイドする「NEVERLANⅮ」は、
7つのエレメントが支配する夢の国
夢の国なのに゛支配゛されている。
夢の国ならば、7つのエレメントが楽しめます でもいいのでは?
○アルバムの歌詞カード1ページ目の謎
歌詞カードにも、ヒントがあるかもしれないと思い、開いてビックリ!
開いてすぐに小山さん。そして゛The Element゛のミスターインポッシブルの挨拶。
なんか小山さんが、ミスターインポッシブルとして、自己紹介しているように見える。
○時間と時空が操れる小山慶一郎
NEVERLANⅮのパンフレット
9.゛Neverland Cast Members゛での小山さんの紹介は以下のように記載されている。
映像作品[NEVERLANⅮ EPISODE.0]で表現された役割
時間を操る小山慶一郎
NEVERLANⅮの歌詞カード
゛Neverland Cast Members゛での小山さんの紹介は以下のように記載されている。
このことから、小山慶一郎は時間と時空が操ることができることが分かる。
映像作品[NEVERLANⅮ EPISODE.0]では、2つの時計の針を回す小山さんが確認できる。
また、小山さんが時計の針を回すというワードで、思い浮かぶのは『NEWSICAL』
この時、小山さんは時計の針を触り、時間をクリスマスからハロウィンに戻し時間を操っていた。
EPCOTIAでは、宇宙旅行のはずなのに『時空の歪み』が発生した。
果たしてこれらは、小山慶一郎が起因しているのだろうか。
そして『NEVERLANⅮ』の2番の歌詞
ミスターインポッシブル 君とsensation
不可能なんてないと示せ
想いの針を 自在に回せ
この世界は誰のモノ
ミスターインポッシブルが不可能なんてないと示すために、想いの針を自在に回すということなのか?
○『魔』法を使う小山慶一郎
NEVERLANⅮの歌詞カードの゛7 Element゛には以下のように記載されている。
世の中に不可能が無いということを教えてくれる「魔」
不可能=インポッシブル
魔法は、不可能が無いと教えてくれる。ということか。
小山さんは、NEVERLANⅮのOPで、魔法の杖を持っているんですね。
STORYでも、杖で魔法をかけて老夫婦の関係を修復している。
NEVERLANⅮツアーで、『魔』のエリアはMCのコーナー。
ミスターインポッシブル「さて、ここは魔のエリア。ここからはNEWSのメンバーが言葉の魔術を披露します。
絶対に面白いことは、間違いありません ですよね?それではMCの世界へアンドゥトロワ!」
でMCのコーナーが始まります。
そしてMCの最後、小山さんの「次の世界も楽しみましょう アンドゥトロワ!」で
次のゲートへと進む。
小山さんなんでミスターインポッシブルと同じ魔法が使えるの?
やはりミスターインポッシブルなのでは…?
○ミスターインポッシブル=小山慶一郎
NEVERLANⅮのパンフレットで小山さんは、『NEVERLANⅮ』の曲について以下のように語っている。
みんなをこの世界にいざなう気持ちで歌ったよ。
このパンフレットが、手元にある人は確認してみて欲しいのだが、他のメンバーはそのようなことは一切言っておらず、小山さんだけがNEVERLANDの案内人側としてコメントしているのである。このコメントは、ミスターインポッシブルとして話しているのだろうか?
驚くべきは、最後のファンに向けてのコメントのページである。
ようこそ、NEVERLANⅮへ。
今回のアルバムではいろんなジャンルの曲に挑戦したので、
それがコンサートでどんな形になっているか、どうぞご期待ください。
一言目がミスターインポッシブルと全く同じ挨拶!
小山さんの言葉からミスターインポッシブルと全く同じ言葉が出てるのよ。
小山さんの中から、ミスターインポッシブルが出てきてるのよ。
これもパンフレットが手元にある人には、確認してほしいのだが、他の3人はミスターインポッシブルの素振りどころか、NEVERLANⅮに関することはほとんど何も触れていないのである。
以上が、私がミスターインポッシブルの正体が小山さんであると考える理由である。
あと小山さんのことで気になっていることがひとつ。
STORYの地図をはめるシーンが小山さんだけないのである。他の3人は「地図をはめると…」というシーンがあるのだが、小山さんだけは本?アルバム?のようなものから地図のかけらがヒラヒラと落ちて地図にハマるのである。
それは何故なのか?今後明かされていくことに期待したい。
また、なにかあれば追記します。
加藤シゲアキ~四部作のソロの点と点を繋いで~
6月13日の加藤シゲアキのSORASIGE BOOKで「四部作のソロは点と点を繋いで線になり、Narrativeからあやめに戻る感じ」と話しているのを聞いて、考察大好きオタクの心に火が付き、同じく考察が大好きなシゲアキ担のシンメと、あれやこれやと考察をした。(考察の沼にハマり気付けば夜が明けていた)
ソロの曲名を中心に、関連するワードを書き出して繋いでいく図まで書き、クラウドに綴られているライナーノーツやラジオを遡って読み返したり、DVDで演出を細部までチェックしたりした。
図は眠気と早く書きたい気持ちで字はぐちゃぐちゃである。
この記事は、そんな二人の考察をまとめたものである。四部作の時系列に考察をしていく。
○NEVERLAND『あやめ』
- あやめについて
加藤さんは、あやめについて「あやめは理想郷だったり多様性をイメージして作った」とラジオで話している。
あやめの花言葉は『希望』
- あやめとNarrativeの繋がり
あやめの冒頭は、加藤さんが倒れるところからイントロが流れ曲が始まる。
歌詞の中に
空から落ちる蜘蛛の糸 んなもんいらねえ飛んでやらあ
とあるところから、芥川龍之介の『蜘蛛の糸』を彷彿とさせる。過去のラジオで「空から雲の糸に繋がっている芥川的な意味もあったりする」と語っている。このことから、あやめの主人公は、奈落のような場所にいると推測される。
Narrativeの最後は、手を広げた加藤さんが奈落へ落ちていくところで終わる。Narrativeで落ちた先が、あやめの世界である可能性がある。
- NEVERLANDとあやめとSTORY
NEVERLANDは、4つのエレメントに分かれていて、加藤さんは光のエリア担当。
その光エリアのゲートが開くときに「光 それは未来へと続く希望」とミスターインポッシブルの紹介が入る。
光=希望 あやめの花言葉は『希望』
あやめの歌詞の中に
世界は光の地図を求める だから僕は生きていく
というフレーズがある。
STORYでは、NEVERLANⅮのOPの男たちが地図を求める旅をしている。
加藤さんは悪い村人によって、鎖で縛られた太陽を旗で風を起こして救い出し、村に゛光゛を取り戻してカカシから浮かび上がった地図を貰う。あやめで求めていた゛光の地図゛=STORYで貰った地図、あるいは完成させた地図の可能性がある。
このことから、四部作のソロの主人公は光の地図を求めている加藤シゲアキなのではないだろうかと仮定して話を進めていきたい。
○EPCOTIA『氷温』
- 氷温について
「床に落ちた氷が溶けていくのを氷時計のようにして飲んだことから着想して作った。」とライナーノーツやラジオで話していることから゛時間゛が一つのテーマになっている可能性がある。EPCOTIAでも、時空の歪みで時間が歪む演出がある。
「別れの瞬間を描写をイメージして作った。」とラジオで話している。
またコンサートの演出について「ライブの演出は好きに解釈してください」と語っている。
…よし好きに解釈させてもらうぞ。
- 君と僕
この曲には、君と僕が登場する。歌詞には
鏡越しの君 知らない顔をしている 昨日見た夢を話しかけてやめにした
とあることから、鏡越しに自分を見ていると推測される。
最初、加藤さんが座って新藤くんを眺めているが、途中から、加藤さんがいた位置に新藤くんが座り眺めている。このことから、やはり君と僕が同一人物である可能性が高い。
゛昨日みた夢を話しかけてやめにした゛ということは、君=過去の自分 僕=今の自分と推測する。
同一人物の可能性があると仮定して、君(過去の自分)=加藤成亮<新藤くん> 僕(今の自分)=加藤シゲアキ<加藤さん>として話を進めていく。
つまり、鏡越しの君(成亮)は知らない顔をしている(未来に起こることを何も知らない)
昨日見た夢をはなしかけてやめた(成亮にとっては未来のことだから言わなかった)という解釈ができる。
- 溶けると解ける
溶ける 固体が溶けて液体になること 溶け合うこと
解ける 結んでいたものが、自然と離れたり緩んだりするさま(ℊoo辞書より引用)
解けるの方は、結束していたものが解ける。人との別れをどこか彷彿とさせる印象を受けるのは私たちだけでしょうか。
紆余曲折あったNEWSの中で生きる加藤成亮と重ねてしまう。
テーブルに落ちてしまった氷が溶けてく 時が止まればと心で願っている
このまま時が止まれば…と願っているのは、おそらく加藤成亮でしょう。
- Don´t believe ㏌ me
氷温の中で何度も繰り返される゛Don´t believe ㏌ me゛というフレーズ
Don´t believe meは「私を信じないで」
㏌ meには、自分の能力や自分自身のことを表すときに使うため、Don´t believe ㏌ meで「今の自分の能力を信じないで」=自分には可能性があるよ という意味にも捉えられる。
Don´t believe ㏌ me 君を愛して
という歌詞は、加藤シゲアキが時が止まればと願う加藤成亮に「自分には可能性があるよ 成亮を信じて」と叫んでいるような印象を受ける。
- ハイヒール
2人が徐々に近づいていき、二人でダンスをして裸足だった加藤シゲアキに加藤成亮がハイヒールを託し、最初 加藤シゲアキがいた位置に座る。
このハイヒールは何を暗喩しているのだろうか。成亮がシゲアキに託したものは小説を書くことなのではないかと考える。成亮はシゲアキに溶け合っていき、裸足だったシゲアキがヒールを履く=小説家の加藤シゲアキとして歩いていく決意をする、もしくは誕生するといったメタファーともとれるのではないだろうか。
○ENCORE『カカオ』
- 氷温→カカオ
氷温のイントロの後にカカオが流れたり、氷温と呟く前にカカオと同様口元を拭う仕草をしていたり、氷温の最後同様に足を組んで歌い始めたり…と繋がっていることを匂わせるじゃないですか加藤さん…。そして足にはヒール。
そして、落ちサビには、加藤シゲアキとしての歴代のソロのメドレーが流れて、加藤さんはバックステージに向かって歩いていく。加藤シゲアキとして作り上げてきたソロの軌跡を表しているように取れる。
○WORLDISTA『世界』
- 世界について
ラジオにてこの歌は「自分の半径数メートルの世界っていうこと」「世界なのでちょっと過酷な辛いけど、絶望と希望が一緒にあるような世界」と語っている。
自分の半径数メートルといいうことは、円を描いたときに中心にいるのは自分ということだろうか。
この曲は、自分の心の奥底からの思いを吐き出して、自らを鼓舞するような印象だ。
ルリビタキは幸せの象徴と言われている。鳥言葉は『強い意志』
瑠璃三鳥のなかで、唯一、冬にも出会える鳥である。
加藤さんはルリビタキについて「辛い中でも遠くに見える希望」と話している。
- 誰にも託せぬ夢と世界が求めているもの
誰にも託せぬ夢とは、今自分自身が抱えている夢か、あやめに出てきた゛光の地図を求める゛ことなのか、それともどちらもなのか。
この曲の最後の
求めていたのは愛じゃなかったか 求めていたのは夢じゃなかったか 求めていたのは魂じゃなかったか
というフレーズ。これは光の地図を求める加藤シゲアキに問いかけているのか。
またあやめの最後の歌詞に
世界は心の奥底にある だから僕は生きていく
というフレーズが出てくる。世界=心の奥底のもの あるいは心の奥底にある場所ということだろうか。
○STORY『Narrative』
- Narrativeとは
加藤さんは「完結していない物語 結末のない物語 物語ること」とクラウドで語っている。
また「一人の男としてのナラティブは世界で歌ったので、今回は書くという行為について歌詞を書きました」とも。このことから世界=一人の男のNarrativeという図ができる。
- 羽ばたく残像
白雪の上 羽ばたく残像 ヤドリギの夢 どこまでも遠く
ここは、「小説でいう冒頭部であり、詩のような描写から展開していくイメージ」と話し、
白雪の上 羽ばたく残像 降り積もる黒滲む 混ざりあうライン
「もう一度出てくる冒頭と同じ歌詞。しかし次は描写ではなく、白い原稿用紙にそうした経験の残像を思い浮かべ、文字を滲ませていく。自分の内なる衝動やこれまでの経験を原稿用紙に殴りつけて、語り尽くす。そして未完成の声をとにかく綴り、ページになっていく」とクラウドで語ってる。
この白雪の上を羽ばたく残像は、何なのか。答えは、瑠璃三鳥のなかで、唯一、冬にも出会え『強い意志』という鳥言葉を持つルリビタキなのかもしれない。
強い意志を原稿用紙に語り尽くしていく。そしてNarrativeの中の原稿に綴っているものがたりは、『世界』での一人の男が物語り。内なる思い。心の奥底にあるもの。光の地図を求めている加藤シゲアキのNarrativeではないだろうか。
私たちがあれやこれやと考察し見つけた、加藤シゲアキ四部作ソロの点と線は以上である。少しずつ色んなことが繋がっているように思えて、他にもまだ沢山、秘密やギミックが隠されているのではないか!?とワクワクが止まらない。全てが答え合わせされる日は、いつかくるのだろうか…。
#ジャニオタとコスメ〜最近買ったコスメを紹介したい〜
最近コスメ熱が再熱してて、買って良かったものを色々と紹介したい。
やっぱ現場があると、コスメ購買力も上がるんだなって実感してます。
そんな2021年春。
~アイシャドウ~
○rom&nd(ロムアンド)
DRY,BUCK,WHEAT,FROWER(そばの花)
ブルべ冬に似合う、ブラウンマットアイシャドウ。
グレーみがあって、アンニュイな雰囲気に仕上がって嬉しい。
これひとつでおしゃれな瞼が完成する。
↑マットなブラウンシャドウで殴られたみたいな事故はもう起きない。
右上の色で、涙袋の影作ると自然にぷくっとなって最高。
ゴールドラメは似合わないから…って避けてきてゴメンな。
○rom&nd(ロムアンド)
DRY,LAVANDER(ドライラベンダー)
白みのあるクリーミーな色のパレット。
左下のラメを乗せるまでは、もう少し透明感が欲しい!と思うんだけれど、
左下のラメを乗せると、透明感が現れる…どこから来たん?
○マジョリカ マジョルカ
シャドーカスタマイズ BE384 コルク
言わずと知れた名品なんですけれど、初めて買いました。
シアーなブラウンに細かいシルバーラメがチラチラ輝く。
これひとつで、瞼が仕上がってハッ!?!?
¥500円でいいんですか本当に!?ありがとうございます!!!
○CANMAKE (キャンメイク)
シルキースフレアイズ07 ネクタリンオレンジ
シルキースフレアイズには、絶大なる信頼をおいているので
コヤシゲくらい信頼してるんで買いました。
ブルべ冬に似合うオレンジ見つけたぞ~(くそでか声)
このシリーズのラメ ほんとプチプラと思えないくらい上品。
偏光ラメが派手すぎずに、煌めくんです瞼で…。
1000円出してお釣りくるのが、信じられない。
このパレットで囲み目メイクするのに、はまってる。
左下を下瞼に乗せるとキマる。
○Eⅼēgance(エレガンス)
レヨン ジュレアイズ N04
美的5月号で紹介されているのを見て、コスメカウンターに駆け込んだ。
グレー?ブルー?って思うんですが、瞼に乗せるとミントグリーンに発色するんですね。ゴールド、ブルー、グリーンパールが瞼で輝く幸せ。
単色でメイクしても可愛いし、ベースに使ってもいい!
これをベースに、シルキースフレアイズ07ネクタリンオレンジの左下を二重幅に乗せるのが好き。
ジュレタイプのアイシャドウ初めて挑戦したんですけれど、
瞼にたまらない!ヨレない!下瞼に転写されない!
コンサートで双眼鏡を覗きまくったを後でも、瞼にしっかり残ってくれていた。強い。
自担カラーのグリーンをメイクに取り入れれる日が来るなんて…
ありがとう!エレガンス!愛してるよ!
(cv.加藤シゲアキ:)「バカやろう 俺の方が愛してるよ」
アイシャドウだけで1000文字超えた(笑)
~シャドウライナー~
○1DAY TATOO
K-パレット ラスティング3Dシャドウライナー アイシーピンク
ここ最近買ったものの中で一番良かった。
今まで涙袋をパレットの一番明るい色か、ハイライトで作ってたんですけれど思い切って買ってみた。
パウダーで涙袋作って、反対側のペンシルで影を作るといいって書いてるんだけれど、ペンシルで影つけるとクマっぽく見えてしまう。何故なのだ。
反対側のペンシルで二重幅をなぞると、目力がグーンと上がる。
二重の線を書き足して、目を大きくするというチートを覚えた。
筆が細くて書きやすいし、ウォータープルーフだから滲まない、消えない。
もう君なしでは、私のアイメイクは完成しないよ。
~アイシャドウベース~
○NARS
スマッジプルーフアイシャドーベース
めちゃくちゃなめらかなテクスチャー。
瞼にピタッとくっついてくれて、ベタベタしない。
発色を良くしてくれるし、何より下瞼への転写を防いでくれる。
~マスカラ~
○ラブ・ライナー
オールラッシュマスク マスカラ ローズベリーブラウン
可愛い赤みのあるブラウンでめっちゃ良い。
キープ力はあんまり無いんだれど、滲まないのにクレンジングで、素直にスルンと落ちてくれるところが気に入っている。
なんで限定なんだ…定番にしてくれ…。
~ハイライト~
○rom&nd
シースルーベールライター 02 Moon kissed veil
頬に乗せるだけで水光肌が手に入る。
鼻に乗せると鼻筋が出現する。今までどこにいたん?
ペカーって感じの発光で、主張強めのハイライトが欲しい人にオススメ。
~フレグランス~
○Christian Dior ROSE N'ROSES
美的5月号に自担の加藤シゲアキ先生が特別寄稿してたんですよ。
付録にサンプルがついてて、香った瞬間に買いに行くことを決意した。
加藤シゲアキの女になれるマジで。
ローズを全面に出した名前だけれど、めちゃくちゃローズって感じではなくてとローズがふんわり香るって感じ(語彙力皆無マン)
○innisfree(イニスフリー)
パフュームドボディー&ヘアミスト ブラックティー
少し前にバズって気になってた商品。
シトラス感の強いティーの香りで、SHIROのホワイトティーのジェネリック。
ボディーミストにしては、最初は強めに香るけれどすぐにふんわりとした香りになるので、学校やオフィスに付けていくのに向いていると思う。
~パック~
○VT
シカデイリースージングマスク
シカシリーズはVT推し。毎日使っていくうちにニキビが沈静化されていって感動。
大容量30枚入りなのが嬉しいし毎日使うにはちょうどいい価格。
使った後、肌がひんやりしっとりで触りたくなる頬になる。
パックで痒くなりやすい敏感肌が毎日とても喜んでいる。
久しぶりに長いブログ書いて楽しかった。
次回はスキンケアについて詳しく書きたいと思う。
ジャニオタがジワジワと鬱になった話
久しぶりのブログのタイトルがパンチありすぎるモノになってすいません。
タイトル通り、本当にジワジワと鬱になりました。
親兄弟にこのことを打ち明けると
「やっぱり一年間コンサートがないとなると生き甲斐失った…?」や「嵐はアンタの青春だもんね…」とコロナやグループの事情で、
本業であるジャニオタとしての生き甲斐を失ったことに対する同情のコメントを頂いたのだがそうではないのである。
自分の気付かないうちに、そしてジワジワと心と身体を蝕まれて鬱になった。
本業であるジャニオタとは違うところで(ここ大事!)
理由は副業の労働でした。(ジャニオタ関係してくるから後半で)
何で鬱になったのか
私自身は、未熟ながらも、自分なりにやりがいや楽しさを感じていたんですけどね。
体は正直で夏頃から、胃の調子が狂い始め、秋には不眠の症状が現れて心療内科へ。
主治医には『休職を勧めます』と言われたけれど、任された仕事が終わる4月までは休めないと思い、薬を飲みながら仕事を続けることに。
そんな日々を続け、年が明けた頃に胃が食べ物を受け付けなくなり、白粥も食べられない体に絶望。
主治医から、ドクターストップがかかって休職へ。
本当は、病院に行った時点で上司に相談するべきだったとは思うものの、職場の雰囲気や立場上言えなかったんですよね。
休んだ当初は、色々考えてモヤモヤしたものの、今は人生の夏休みだ!と開き直って、やりたいことを満喫して過ごしてます。元気です。
どんな症状が出たか
- 睡眠時に脳内で金属音がなる
- 仕事の夢を見続けて脳みそが眠れない
- 思いが先走って突発的に行動してしまう
- 物忘れがすごい
- 興味があったことに興味が持てない
- すぐに疲れてしまう
- 情緒がジェットコースター
睡眠時に脳内で金属音がなる
寝てたら脳内で不快な金属音がギュインギュインって鳴るんですよ。
どうせ脳内に響き渡るなら、増田さんの美声とか櫻井くんのラップにして欲しい。(自分の体に要望出す)
仕事の夢を見続けて脳みそが眠れない
私の本業はジャニオタなので、見るのはコンサートの夢にしてください!夢だけでもいいから現場に行きたい!
思いが先走って突発的に行動してしまう
買い物に行かなきゃ!と思って、気が付いたら財布もカバンも持たずに玄関にいました。裸足で駆けてたらサザエさんになれたのにね。
物忘れがすごい
申し込みとかやらないといけないこと覚えていられない。
モダンボーイズのFC申し込み忘れてたんですよ…さすがにしょげた…
一般申し込みのときは、いつも一緒にコンサートに行く友人が声をかけてくれて忘れずに申し込めた
ありがとう友人
興味があったことに興味が持てない
今まで視聴していたテレビやラジオに興味が持てなくなった。
観ても聴いても頭に入ってこない。読書の然り。
興味が持てないことがショックなので、余り気にしないようにしている。また興味が出てきたら少しづつ触れていきたい。
幸い音楽やコンサートのDVDは、耳にしっかりと入ってくるのでそこは本当によかったと思う。
すぐに疲れてしまう
今までは、1日出かけても平気だったのだが、3時間程度で疲れるようになった。
ハウトゥー・サクシードの時には、途中で力尽きないか不安であったがあまりの迫力に圧倒されてそれどころではなかった。このことで、すこし自信がついた。
情緒がジェットコースター
不安定だった時は、増田さんに情緒を鷲掴みされて上下にシェイクされているかのようだった。しかし、主治医に「NEWSの増田さんに…」といっても伝わらないので、「巨人に…」と表現した。
増田さん巨人じゃないけどね
こうして書いてみると、どう考えても健康だったら出ない症状の数々なのであるが、その症状が出ているときは気付かないものである。
鬱病は、風邪を引くようになるっていう言葉がある通り、本当になるんだなと身をもって実感した。
今は、症状も改善されて落ち着いて生きてますので、ご安心を(生きろのL字ポーズ)
本業がジャニオタのみんな!心は元気にな!(私が言うと説得力ないよ!)
マイベストコスメ2018 #ジャニオタとコスメ
気付けば12月 師走の文字の通り忙しい毎日を過ごしてます
今年は年末に京セラドームから宇宙旅行に行く予定です♡
お盆も味スタで一緒に過ごしたし大晦日と元旦も一緒に過ごすなんて私そろそろNEWS姓名乗っていい?(勝手に名乗るな)
今年も色んなコスメを漁って色んなメイクを楽しんだということで、その中からマイベストコスメを部門別に選びました!
部門別は以下の通りです
- ベース部門
- ファンデーション部門
- フェイスパウダー部門
- ハイライト部門
- アイシャドウ部門
- チーク部門
- リップクリーム部門
- お直し部門
- クレンジング部門
- ネイル部門
数ある中からマイベストコスメに選ばれたのはどのコスメか!
それではいってみよ~
2018年マイベストコスメに選ばれた皆さんですパチパチパチパチ
- ベース部門
エレガンス モデリング カラーベースEX UV WH990
4月の就活を始める時期に購入
顔がワントーン明るくなる
全体にタップリと塗ってしまうとスケキヨメイクになってしまうので、少量を少しずつ伸ばす
※スケキヨ画像参照
2018年12月24日21時30分からフジテレビ系で放送される加藤シゲアキ主演「犬神家の一族」への出演を狙ってスケキヨメイクをしようとしたけれど、冷静になってやめました
スケキヨを回避すると透明感のある透き通った肌の完成です
- ファンデーション部門
アルビオン スマートスキン ホワイトレア ホワイトベージュ00
8月の味スタに向けて購入
野外コンサートでとにかく崩れないメイク完成させたくて買った
ベース要らずでこれオンリーでベースメイクが完成する
先程ベース部門で受賞したエレガンスの下地と組み合わせると最強に綺麗なベースができる
- フェイスパウダー部門
エレガンスラプードルオートニュアンス Ⅳ
3月に購入
言わずと知れた山田涼介の肌になれる有名な粉
私はツヤ感が出るIV(軽やかさ)にした
使うと顔がめっちゃいい匂いするし毛穴が行方不明になる
もうこれ無しには生きれないので、次買う時は大きいの買う
- ハイライト部門
NARSのカシオペアを手に入れた
— あおい (@skrinyak) 2018年1月12日
これで私の顔にも天の川を出現させられるぞ🌌#ブルベ夏 #ジャニヲタ現場コスメ #ジャニヲタとコスメ #ジャニオタとコスメ pic.twitter.com/DIxQwurqMs
1月くらいに購入
可愛いNARSのカシオペアちゃん 廃盤になった(泣)
偏光パールで塗るとペカーって光る
メタリックな立体感により鼻筋が出現!!!
本当はアイシャドウなんだけれど単色で使うには勿体なくて、ハイライトとして鼻筋と顎と目頭に使用している
- アイシャドウ部門
リンメル ショコラスイートアイズ 013
購入時期 不明 就活用に買ったから多分4月あたり
就活用なのにラメ入りにした
ナチュラルなのにキラキラしてお気に入り
上から2番目で囲み目するといい感じ
チョコレートの匂いもいい感じ
朝にチョコの匂い嗅ぐとお腹空く
- チーク部門
Innisfree イニスフリー マイチーク 14
8月の味スタ遠征にて購入
ローズ色のめちゃくちゃ可愛いチーク
マットな仕上がりなので上からハイライト重ねても良いし、マットのままでも可愛い
ほっぺたに花が咲いたようにポワッと発色してくれる
絶対絶対リピする
リップはクリーム部門とグロス部門に分かれます
- リップクリーム部門
Dior ディオール アディクト リップ グロウ009 ホロ パープル
嵐「untitled」の1月に購入
多色の青ラメがチラチラして可愛い
ラメ入りなのに塗ってもザラザラしなくて、唇がしっとりして幸せ
限定カラーだったけれど、この前Dior覗いたら定番と一緒に並んでた
- リップグロス部門
CLARINS クラランス コンフォート リップオイル #04 キャンディー
総合優勝をあげてもいいくらい大ヒット
ビビットな色味に蛍光ピンクっぽい感じ?と思う人もいるかもしれないけれど付けると、青みピンクでめっちゃ可愛い
こっくりしたテクスチャーで伸びも良く少量で唇に艶感チャージOK
泉のように湧いて出てきているかもしれないと思うくらい減らなくてコスパ最強
使っても使っても本当になくならない
甘い匂いで唇が幸せ
- お直し部門
Innisfree イニスフリー ノーセバム ミネラルパウダー
8月の味スタの遠征にて購入
フェイスパウダーだけれどもお直し用に買ったのでお直し部門での受賞です
付けると細かいサラッサラの粉が皮脂を退治してくれる
通称 顔面サラサラ粉
ハーブ系の香りで心もスッキリ
- クレンジング部門
Parado パラドゥ スキンケア クレンジング ミルク メイク落とし クレンジングミルク 240g L サイズ
12月に購入
セブンイレブンで展開されているコスメブランド Paradoのクレンジングミルク
デパコスの有名なカバーマークのジェネリック(廉価版)との噂を聞きつけて購入
雑誌 美的の付録で使ったカバーマークのクレンジングミルクが肌がモチモチしてめちゃくちゃ良かったのでセブンイレブンに駆け込んだ
秋くらいから3ヶ月分の大容量が限定販売されていたのでそちらをゲット
1週間用のミニサイズがあるので、それを購入して肌に合うかトライしてから購入した
使ってみるとニキビが改善されてカバーマークのクレンジングも似たような使い心地で最高
このクレンジングミルク カバーマークの匂いも似てて柑橘系の爽やかな香り
肌荒れしなければリピ確実
こちらは2商品の受賞になります
- ネイル部門
パラドゥ ミニネイル ドリームタイム 04
パラドゥのミニネイルは1つ300円で試しやすい
速乾で2回塗りするとめちゃくちゃいい感じに仕上がる
というこの2点からパラドゥのネイルを愛している
ドリームタイムはローズっぽいくすみピンクで発色が最高だった
キャンメイク カラフルネイルズN10 ペールラベンダー
塗ったら指先に透明感&透明感
私 いつ幽体離脱したのかな?と思うくらいの透明感
グレーのネイルにハードルを感じていたけれど、くすみパープルグレーだとチャレンジしやすかった
これで全マイベストコスメの紹介を終わりました
今年は就活をしたので、就活用にコスメを買う機会があったり遠征先でコスメを漁ったりする機会が多かったなあ
今年は今あるコスメを消費することに専念してたはずなのにやっぱりチョロチョロ購入してるね
私の顔は今のところ1つなのだから消費してから買うようにします(自戒)
来年は顔を増やすか、今あるコスメをゴリゴリ消費ながら元気にジャニーズを追いかけたいです!
以上 マイベストコスメ2018でした!